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臓器ドナーの発生は、過去のデータから推測することが可能です。日本臓器移植ネットワークは、小児の「心停止後」と称する腎臓提供症例数の統計をhttp://www.jotnw.or.jp/datafile/offer/pdf/syouni.pdf に公開しています。日本人の脳死判定および臓器提供についての認識が改まったとみられる1999年以降、2008年末までの10年間をみると16例です。過去10年間の実績では1年間に平均2例も発生しない。
これに「法的脳死判定・臓器提供施設の限定」と「被虐待児対策」「小児脳死判定基準の見直し」などの限定が加わると、今後の小児「脳死」臓器ドナーは数年に1例しか発生しないでしょう。
実際には、無呼吸テストも2回行った脳死判定後に黄泉帰った子どもが複数いますから、
(広島大学の3ヶ月男児例はhttp://www6.plala.or.jp/brainx/recovery0.htm#7d-abr-3m 、大阪大学の3ヶ月女児例はhttp://www6.plala.or.jp/brainx/recovery0.htm#40d-respiration-3m )、脳死判定は不可能と判断すべきで、1例も脳死臓器ドナーは発生させないことが本来の姿です。
心停止ドナー数を、脳死ドナー数予測に用いることは支障ありません。というのは、「心停止後」とは称するものの
a,臓器提供者について、終末期の判断を脳死判定で行った
b,脳死判定にもとづき救命治療を断念し、人工呼吸の停止など生命維持を終了した
c,心臓が拍動している時に臓器を摘出した
d,3徴候死の不可逆性確認に充分な時間間隔をとらずに臓器を摘出した
e,3徴候死以前から、臓器摘出目的で投薬・カテーテル挿入など、臓器提供者の救命に反する、または関係のない処置をした
f,一過性の心停止後あるいは3徴候死後に、マッサージ・人工呼吸・人工心肺などを行なって人工的に血液循環状態を維持しているため、死体であるとの物質的基盤がない
以上のいずれかに該当するため、「心停止後」と称する臓器・組織の摘出は、ヤミ脳死臓器摘出というしかない行為です。
実際の小児からの臓器摘出例(http://www6.plala.or.jp/brainx/pediatric_harvest.htm#1998 以下)でも、詳細がわかる範囲では、脳死判定をしている。厚労省、日本臓器移植ネットワークも臓器摘出目的のカテーテル挿入、ヘパリン投与は脳死判定後に行うことを規定しているおり、すでに小児「脳死」ドナーからの臓器摘出は行われている。過去に小児「脳死」ドナー数は約200例と推定します。
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