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全150件の内、新着の記事から30件ずつ表示します。 1  2  3  4  5  |  《前のページ |  次のページ》 

脳死臓器移植のニュース

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月23日(月)01時16分25秒
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091123-00000000-mai-soci

<脳死判定>北海道の20代女性に 82例目の臓器移植へ
11月23日0時33分配信 毎日新聞

 北海道内の医療機関に入院中の20代の女性が22日、臓器移植法に基づき脳死と判定された。患者は脳死で臓器提供する意思を示すカードを持ち、家族が心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓(すいぞう)、小腸、眼球の提供を承諾した。同法に基づく脳死判定は83例目、臓器提供は82例目となる。

 心臓は大阪大病院で50代男性に、肺は東北大病院でともに50代女性2人に、肝臓は名古屋大病院で60代女性に、腎臓は札幌市立札幌病院で50代男性に、小腸は京都大病院で10代女性に、膵臓と腎臓は神戸大病院で50代女性に移植される予定。

 7月の臓器移植法改正後初の移植で、2月8日を最後に途絶えていた空白期間は過去最長になっていた。これまでの空白期間は4例目(99年6月24日)と5例目(00年3月29日)の間が最長だった。

 あっせんする日本臓器移植ネットワークは「改正の議論でいろいろなことが話し合われた影響があったかもしれない。今後も改正の理解を得るため普及啓発に力を入れていきたい」と話した。
 

11月28日(土)、「脳死」・臓器移植を問う市民れんぞく講座のお知らせ

 投稿者:もりけん  投稿日:2009年11月22日(日)01時34分33秒
  子どもの脳死・臓器移植問題にかかわって
現時点での小児脳死臓器移植の問題点
「脳死」・臓器移植を問う市民れんぞく講座

 臓器移植法が改定され、移植医療の場では「脳死は人の死」とされることになりました。親の承諾によって、子どもからの臓器摘出も可能となります。現在、改定法施行に向けて、さまざまな検討・整備が行われており、小児脳死判定基準についての再検討等も予定されています。
 しかしながら、「脳死」あるいは「脳死状態」と診断されながらも、長期にわたって生存し、家族と暮らす多くの子どもたちが存在します。手足を動かし、身長や体重も増え成長します。このような長期「脳死」の子どもたちへの医療及びケアを保障し、生存権を守るにはどのようにすればよいのか、本当に「脳死」は人の死としてよいのか等について考えたいと思います。
 今回は、子どもの「脳死」について発言をしてこられた田中英高先生をお呼びして、お話を伺います。ご参加ください。

講師:田中英高さん(大阪医科大学小児科医師)
日時:11月28日(土) 午後2時30分〜5時
会場:大阪府社会福祉会館4階404
交通:地下鉄「谷町6丁目」下車4番出口から南へ徒歩10分
参加費:500円(資料代)
主催:「脳死」臓器移植に反対する関西市民の会
 

審議録を読んで

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月19日(木)22時12分50秒
  もりけんさんの投稿で紹介された、厚生労働省の審議録を、私も、一気に読んでしまいました。
そして、考え込んでしまいました。

今まで、生体移植において生じていた問題、移植待機患者が、
親族からの提供を期待してしまうことによる苦しみ、それが、
今度からは、脳死臓器移植でも、生じるということ。

それは、深刻だと思うのですが……

以下、審議録より、一部引用。
------------------------------------------------
○水野班員 その点が崩れてしまうということなのです。今までそれができたのは、疑わ
しい場合は移植しないことにしましても、移植を受ける側は何もそういうことがあったこ
とを知らなかったので、だれも文句を言いません。今回は、移植を受ける側が期待してお
りますので、もめて疑わしくてもらえなかったということになりますと、自分の受けた被
害は甚大だという紛争が生じます。そこがすべて違ってきてしまうということでございま
す。
○町野班員 それはまさに見通しの問題ですけれども、それほど大きく私はならないので
はないかと実は思っておりますけれども、期待してずっと親が死ぬのを待っているとか、
そういう人たちというのは余りいないのじゃないかと私は思いますが、別のところへいっ
てしまったとか、例えば、そのときに優先提供で子どもだということで親父が死んだと、
そのことを知ったとしますよね。しかし、乗っけてやったところで医学的な適合性から見
ると、やはりこれは優先させることはできないという結論になることもあるわけですよね。
そういうときも同じ問題が生じますので、生じたとしても、ある範囲で私はやむを得ない
というところだと思いますけれども。
------------------------------------------------
「第1回臓器提供に係る意思表示・小児からの臓器提供等に関する作業班議事録」
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/txt/s1001-7.txt
 

パブリックコメント募集ですが……

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月19日(木)21時55分3秒
  親族優先提供の規定について、パブリックコメントを募集するとのことですが、何も意見を出す気が湧きません。

なにしろ、親族優先提供は、多くの人々から支持されています。

まず、ふつう、脳死臓器移植のことを耳にした人は、親族優先提供ときいて、それでいいやん、と、ぱっと、簡単に考え、それ以上、考えようとしません。

いろいろと弊害を考えようとしても、なんでそんなむずかしい、ややこしい、特別な、ためにする、ありえないような、悪いケースをわざわざ考えようとするのか、そんなこと考えてるから移植がふえへんねんやん、と反応するのが落ちです。

わたしが思うに、いったん、親族優先提供の規定が施行されると、ほとんどの移植患者の家族は、親族優先提供の登録をするのではないかと思います。

うちは、そんなことをしません、移植医療の公平性を優先します、なんてことを言う人は、それこそ、親族から責め立てられて、身の置き所がなくなるのではないでしょうか。

それにしても、親から未成年の子への優先提供の意思表示はともかく、その逆のケースは、それでいいと、審議会の人も、国会議員も、一般の人も、考えているのでしょうか。

ニートやひきこもりの息子や、未婚で親と同居していて収入の少ない不安定な仕事に就いている、三十歳ぐらいになった娘が、親の為に、親族優先提供の意思表示をしていたら、それでいいやん、と、多くの人が思うのでしょうか。

思うのかもしれませんが……

もしも、軽い知的障害のあるこどもが、親の為に、脳死臓器移植の優先提供の意思表示をしていたら、それは、有効とするんでしょうか。

もしも、高校生の娘か息子から、臓器提供を受けた後で、両親が、悩んで離婚するとかいうことがあったら……

とか、悪い事を想像してしまう私は、ひねくれているのかもしれません。
 

親族優先提供関係ニュース

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月19日(木)21時44分57秒
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091118-00000009-cbn-soci

腎臓移植基準でも親族最優先を了承―改正臓器移植法作業班
11月18日19時31分配信 医療介護CBニュース

 改正臓器移植法の全面施行を来年7月に控え、腎臓移植にかかわる「レシピエント選択基準」や「ドナー適応基準」について専門的な観点から議論するため、厚生労働省は11月18日、「腎臓移植の基準等に関する作業班」(班長=大島伸一・国立長寿医療センター総長)の初会合を開いた。レシピエント選択基準について、「親族への優先提供」を最優先にする案が事務局から示され、了承された。改正法の施行に向けた作業班はこれが6つ目で、臓器ごとの作業班では4つ目。

 腎臓移植にかかわる現行のレシピエント選択基準では、「前提条件」として、▽ABO式血液型の一致▽リンパ球直接交叉試験陰性―の2条件が示されており、この中から、▽搬送時間(阻血時間)▽HLAの適合度▽待機日数―などで点数が付けられ、「優先順位」が決められる。
 初会合で事務局が示した新たな選択基準案では、来年1月の親族優先提供規定の施行を踏まえ、「優先すべき親族」を優先順位の第一条件にすることが示され、了承された。
 また、レシピエントが肝臓と腎臓の同時移植を希望する場合や、膵臓と腎臓の同時移植を希望する場合は、原則的に腎臓単独の移植希望者に優先して腎臓が配分されるが、同時移植の希望者が「親族」ではなく、腎臓単独の移植希望者が「親族」だった場合は、その「親族」に優先的に腎臓が配分されることになる点についても了承された。
 意見交換ではこのほか、前提条件に示されているABO式血液型について、親族優先提供の場合に限定して「適合」でも移植を認めるべきとの意見が班員から相次いだ。親族優先提供規定にかかわることから、来年1月の施行に向けて検討を進める。また、HLAの適合度やレシピエントの待機日数など、現行の優先順位での点数付けの在り方を見直すべきといった声が上がり、今後議論することになった。

 また現行のドナー適応基準には、▽全身性の活動性感染症▽HIV抗体、HTLV-1抗体、HBs抗原などが陽性▽クロイツフェルト・ヤコブ病やその疑い▽悪性腫瘍―でないことが示されているほか、▽血液生化学、尿所見などによる器質的腎疾患が存在▽HCV抗体が陽性―の場合は、移植を慎重に検討することが盛り込まれている。意見交換ではこれらの基準について変更しないとされたが、班員からはHCV抗体やHTLV-1抗体の取り扱いを見直すべきとの意見も出された。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091118-00000149-mai-soci

<臓器移植法>「親族」は配偶者と親子 年内に運用指針改定
11月18日22時56分配信 毎日新聞

 厚生労働省は18日、10年1月17日から始まる親族への臓器優先提供に向けた臓器移植法の運用指針(ガイドライン)の改正案を公表した。親族の範囲を配偶者と親子に限定し、提供先を親族に限定する意思表示は無効とすることなどが主な柱。12月17日まで意見募集し、年内にもガイドラインを改正する方針。

 改正臓器移植法では、脳死や心臓死になった場合、臓器提供者(ドナー)が書面による意思表示で親族に臓器を優先提供できる。

 ガイドラインの改正案によると、親族の範囲は配偶者と親子に限定し、特別養子縁組以外の縁組による養子や養父母、事実婚は除外する。

 改正案の意見募集要領は、同省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/)の「パブリックコメント」から入手できる。【河内敏康】


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091119-00000001-cbn-soci

親族優先提供の指針案、意見募集開始―改正臓器移植法
11月19日1時22分配信 医療介護CBニュース

 厚生労働省は11月18日、改正臓器移植法の「親族への優先提供」規定を運用するための指針(ガイドライン)案について、パブリックコメントの募集を開始した。期間は12月17日までの30日間。結果を「厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会」に報告した上で、ガイドラインを決定する。

 ガイドライン案は「臓器提供に係る意思表示・小児からの臓器提供等に関する作業班」での3回にわたる議論や、臓器移植委員会での議論を基に決定した。
 優先提供の対象となる親族の範囲は「親子と配偶者」に限定。養子については、特別養子縁組に限って認めている。配偶者については、法律婚のみを対象にし、事実婚は認めていない。
 また、親族に優先提供する意思を書面に表示する際、特定の親族を指定した場合は、親族一般に優先提供する意思と同様に取り扱う。親族関係を確認する方法については、「公的証明書により確認する」とした。レシピエントの選択時までに公的証明書を入手することが困難な場合は、「入手可能なその他の公的証明書の情報」や「家族・遺族からの証言」でレシピエントの選択を始めることができるとした。

 また厚労省は同日、親族優先提供規定を運用するための改正省令案についてもパブリックコメントの募集を開始した。脳死判定や臓器摘出を行った医師が作成しなければならない記録に、親族への優先提供意思に関する記録を加えるよう改正するとしている。
 

改訂臓器移植法はパンドラの箱を開けた(水野)、筋の悪い法律や(町野)、同感です(新美)

 投稿者:もりけん  投稿日:2009年11月18日(水)01時25分38秒
  10月10日に開催された「第1回臓器提供に係る意思表示・小児からの臓器提供等に関する作業班議事録」が、
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/txt/s1001-7.txtに公開されました。
 寝るのも後回しにして読んでしまった。前国会における拙速な審議、無理な立法を反映して、法学者も辟易しながら論議している雰囲気が現れています。コア部分を以下に貼り付けます。
 なお、発言者は、東北大学大学院法学研究科の水野紀子教授、明治大学法学部の新美育文教授、上智大学法学研究科の町野朔教授です。

・・・・・・・・・・・・・・
○水野班員 先ほど北村参考人の御発言にもありましたように、相手があるというのは全
然違います。親族間とは限ってありますが、本日は議論になりませんでしたけれども、養
子まで広がってきますと、当然相手があるときには臓器の買い手が養子になるという売買
の可能性が出てきます。養子縁組ではなく実の関係に規制してでさえ、ひょっとすると兄
弟の間でどちらが多額の金銭を支払うかということがあるかもしれません。つまり、本当
に親族優先提供というのは全然違った要素が入ってしまって、ある意味パンドラの箱を開
けるような要素が入っておりますので、慎重に規制しないといけないと思います。

○町野班員 私もそれは全く同じで、私はこの立法は不当だと実は思っておりまして、そ
れはずっと反対していたということは皆さん方は御存じだろうと思いますけれども、だか
ら、その中で、しかし、法律ができたので、こんなの知らんよと言うわけにいかないので、
ある以上はきちんとそれを尊重していかなければいけないだろうという話ですね。なるべ
く弊害を避けなければいけない。先ほどの北村先生が言われた自殺の問題というのは、だ
れの頭の中にもずっと残っている問題なんですよね。だから、そこらを考慮しながら進ん
でいかなければいけない。パラダイムの転換と言うには、かなり筋の悪い法律だと私は実
際に思います。

○新美班長 ありがとうございます。今のこと余り記録に残すと。

○町野班員 結構です。

○新美班長 残していいですか。私も全く同じ発想を持っておりますので、反対は今さら
できませんけれども、具体的な制度設計においては、さまざまな負の部分についてはきち
んと焦点を当てていかなければいけないと思います。
 それでは、表示方法については、今のまとめを受けて、更に最終的な詰めに向かってい
きたいと思います。今日、最終的な結論までいきませんけれども、大体大枠は埋まってき
たかと思います。
 

脳死移植ゼロのニュース

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月15日(日)18時23分19秒
  http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091115-OYT1T00676.htm?from=top

脳死臓器移植、空白期間が過去最長に…279日間

 国内の脳死臓器移植が今年2月8日を最後に途絶え、空白期間がきょう15日で過去最長の279日間になった。


 これまでは4例目(1999年6月24日)と5例目(2000年3月29日)の間の278日間が、最も長い空白だった。

 今年は1月に月別としては過去最多の4例が行われたが、2月8日の通算81例目の後は提供ゼロが続いている。臓器移植法は97年に施行され、脳死臓器移植は99年の1例目以降、年間10例前後のペースで実施されている。

 空白が続く原因については、提供条件を緩和した改正臓器移植法の施行が来年に迫り、注目が集まる中、脳死患者の家族や医療機関が提供に慎重になっているという見方がある。日本移植者協議会の大久保通方理事長は、「『今は様子を見よう』というムードが広まっているのではないか。改正法施行後には雰囲気も変わり、臓器提供が増えると期待したい」と話している。

(2009年11月15日17時34分  読売新聞)
 

小児の法的「脳死」臓器ドナーの発生は、数年間に1例の見込み。

 投稿者:もりけん  投稿日:2009年11月15日(日)17時23分11秒
   臓器ドナーの発生は、過去のデータから推測することが可能です。日本臓器移植ネットワークは、小児の「心停止後」と称する腎臓提供症例数の統計をhttp://www.jotnw.or.jp/datafile/offer/pdf/syouni.pdf に公開しています。日本人の脳死判定および臓器提供についての認識が改まったとみられる1999年以降、2008年末までの10年間をみると16例です。過去10年間の実績では1年間に平均2例も発生しない。
 これに「法的脳死判定・臓器提供施設の限定」と「被虐待児対策」「小児脳死判定基準の見直し」などの限定が加わると、今後の小児「脳死」臓器ドナーは数年に1例しか発生しないでしょう。

 実際には、無呼吸テストも2回行った脳死判定後に黄泉帰った子どもが複数いますから、
(広島大学の3ヶ月男児例はhttp://www6.plala.or.jp/brainx/recovery0.htm#7d-abr-3m 、大阪大学の3ヶ月女児例はhttp://www6.plala.or.jp/brainx/recovery0.htm#40d-respiration-3m )、脳死判定は不可能と判断すべきで、1例も脳死臓器ドナーは発生させないことが本来の姿です。


 心停止ドナー数を、脳死ドナー数予測に用いることは支障ありません。というのは、「心停止後」とは称するものの
a,臓器提供者について、終末期の判断を脳死判定で行った
b,脳死判定にもとづき救命治療を断念し、人工呼吸の停止など生命維持を終了した
c,心臓が拍動している時に臓器を摘出した
d,3徴候死の不可逆性確認に充分な時間間隔をとらずに臓器を摘出した
e,3徴候死以前から、臓器摘出目的で投薬・カテーテル挿入など、臓器提供者の救命に反する、または関係のない処置をした
f,一過性の心停止後あるいは3徴候死後に、マッサージ・人工呼吸・人工心肺などを行なって人工的に血液循環状態を維持しているため、死体であるとの物質的基盤がない
 以上のいずれかに該当するため、「心停止後」と称する臓器・組織の摘出は、ヤミ脳死臓器摘出というしかない行為です。

 実際の小児からの臓器摘出例(http://www6.plala.or.jp/brainx/pediatric_harvest.htm#1998 以下)でも、詳細がわかる範囲では、脳死判定をしている。厚労省、日本臓器移植ネットワークも臓器摘出目的のカテーテル挿入、ヘパリン投与は脳死判定後に行うことを規定しているおり、すでに小児「脳死」ドナーからの臓器摘出は行われている。過去に小児「脳死」ドナー数は約200例と推定します。
 

石さんへ

 投稿者:J Shimizu  投稿日:2009年11月14日(土)21時23分41秒
  改正後も子供の臓器移植が1件もないのは、まだ改正された法律が施行されていないためです。来年の7月までは子供からの臓器提供を行うことはできません。

もっとも法律が施行された後にどれだけ子供の移植が増えるのかということについては、ご指摘の通りかもしれません。
 

活きた新鮮な臓器

 投稿者:  投稿日:2009年11月14日(土)14時40分32秒
   脳死のことに論議が白熱して素人なりにわからないところがありますが、興味深く読まさせてもらっています。
 脳死が人の死か、死でないかの延々とした論議は専門でない国民にはまったくわかりづらいところです。移植医および関係者はなぜ国民にむかって「移植には活きた新鮮な臓器が不可欠である」とわかりやすく誠実に言えないのでしょうか。そうすれば、国民は納得して脳死の段階での摘出に同意するドナーカードに署名する・しないの協力をすることができる。今のままではひょっとして脳死は人の死というがひょっとしてまだ生きているのと違うか。死んだなんて医者にだまされているのと違うか、と考えてしまい不安で死ぬに死にきれない。(まだまだ生きるが)
 臓器移植法改正案が政治的日程にあわせて急遽成立した。でも、生死にかかわる問題が如何にいい加減なまま通ってしまったことか。これは逆に幸いした。これで国内で15歳未満の移植はもっとすすむだろうという期待はもろくも頓挫した。今日まで一件もない。国民の意識が高まり納得いく説明がないまま愛する我が子にメスを入れる臓器摘出には絶対応じられないというのが自然な気持ちではないでしょうか。家族の苦悩が人知れず如何に深いか、すべての人はこのことを察する必要がある。この数字がそれをはっきり示していると私は訴えたい。
 

親族優先提供関連ニュース

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月13日(金)21時11分47秒
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091113-00000008-cbn-soci

小児間の心臓優先提供を検討へ―改正臓器移植法作業班
11月13日18時46分配信 医療介護CBニュース

 改正臓器移植法の全面施行を来年7月に控え、心臓移植にかかわる「レシピエント選択基準」や「ドナー適応基準」について専門的な観点から議論するため、厚生労働省は11月13日、「心臓移植の基準等に関する作業班」(班長=北村惣一郎・国立循環器病センター名誉総長)の初会合を開き、意見交換を行った。班員からは、小児から心臓が提供された場合、小児のレシピエントに対して優先的に提供すべきとの意見が出され、今後検討が進められることになった。

 臓器提供を受けるレシピエントを選ぶための優先順位は「レシピエント選択基準」に沿って決められる。心臓移植にかかわる現行の基準では、「適合条件」として、▽ABO式血液型▽体重▽前感作抗体▽CMV抗体▽HLA型―の5条件が示されており、この中から、▽虚血許容時間(臓器摘出から血流再開までに許される時間)が4時間以内▽医学的緊急度▽ABO式血液型が原則一致▽待機期間の長い患者を優先―などの順番で「優先順位」が決定される。
 意見交換では、阪大医学部附属病院移植医療部副部長の福嶌教偉班員が、15歳未満のドナーから提供された心臓を15歳未満のレシピエントに優先的に提供する「小児への心臓優先提供」を提案。他の班員もこれに同調し、次回以降の会合で選択基準の見直しに向けた検討が進められることになった。
 また、初会合で事務局が示した新たな選択基準案では、虚血許容時間について「4時間以内に血流再開することが望ましい」として「適合条件」に含めることや、来年1月から施行される「親族への優先提供」規定を踏まえ、「優先すべき親族」を優先順位の第一条件にすることなどが示され、了承された。

 このほか、現行のドナー適応基準には、▽全身性の活動性感染症▽HIV抗体、HTLV-1抗体、HBs抗原、HCV抗体などが陽性▽クロイツフェルト・ヤコブ病やその疑い▽悪性腫瘍―でないことが示されているほか、▽心疾患の既往▽心電図、心エコー図などによる心疾患の所見▽大量のカテコラミン剤の使用―がある場合、移植を慎重に検討することが盛り込まれている。これに対し班員からは、HCV抗体やHTLV-1抗体が陽性のドナーの場合、陽性のレシピエントに対しては心臓移植を認めてもいいのではないかとの意見が出され、今後検討が進められることになった。

 また、親族優先提供規定から心臓を除外するよう求めた日本循環器学会の要望書を事務局が紹介。これに対し作業班では、親族に心臓を提供するための「恣意(しい)的な自殺」などを引き起こさないよう配慮する規定を改正臓器移植法を運用するためのガイドラインに盛り込むことで一致し、事務局に対し検討を求めた。

 次回の会合は年明け以降になる見通しで、引き続きレシピエント選択基準やドナー適応基準について議論を進める予定。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091113-00000043-yom-soci

臓器あげたい家族名、カード記入OK…厚労省方針
11月13日6時54分配信 読売新聞

 改正臓器移植法に盛り込まれた親族への臓器優先提供について、厚生労働省は、提供したい親族の個人名を意思表示カードに記入することを認める方針を決めた。

 親族優先提供に関する指針案に書き込む。近く公表し、国民から意見を募る。

 優先提供できる親族の範囲は、親子と配偶者に限る方向で検討されている。厚労省はこれまで、トラブルを防ぐため、親族の個人名を記入せず、単に「親族」と表示すべきだとする見解を示していた。

 だが、今月2日の臓器移植委員会で、「提供したい個人名を書くのが自然」「個人名が分からないと、離婚した場合などは医療現場が混乱する」との意見が出され、再検討していた。

 厚労省によると、個人名を記入した場合も、他の親族も優先提供対象のままとする。個人名を挙げず、「親族」とだけ記入することも認める。


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091113-OYT1T00977.htm?from=main5

心臓提供目的の自殺、親族優先を禁止へ

 厚生労働省の臓器移植委員会作業班は13日、改正臓器移植法の運用指針に、心臓を提供するため自殺を図った人には、親族への優先提供を禁じる条項を盛り込む方針を決めた。


 来年1月から、優先規定が施行されることに伴う措置。

 心臓は他の移植臓器と違い、脳死での提供しか道がない。専門学会は「優先提供の規定があると、子供の将来を案じた親が提供意思を残して自殺を図りかねない」と、心臓移植を対象から外すよう求めていた。

 同日の作業班では、脳死による心臓の優先提供自体は容認したが、提供目的の自殺だった場合には認められないとした。

(2009年11月13日19時44分 読売新聞)
 

シンポジウムのご案内

 投稿者:信濃の山猿  投稿日:2009年11月11日(水)15時01分29秒
   今月14、15日に横浜の東洋英和女学院大学で開かれる日本生命倫理学会で、公募シンポジウム「移植法改正を学際的に検討する」が開かれます。提題者の一人として中山太郎氏がおいでになります。

15日(日) 15:50〜17:20 C会場(5号館、中講堂5102)
提題者:中山太郎、倉持 武(松本歯科大学)、杉谷 篤(藤田保健衛生大学、移植医)、粟屋 剛(岡山大学)(提題順)
オーガナイザー:森下直貴(浜松医科大学)、佐藤 労(藤田保健衛生大学)
 

肺移植は親族最優先を了承とのニュース

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月10日(火)21時56分17秒
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091110-00000010-cbn-soci

肺移植の新基準、親族最優先を了承―改正臓器移植法作業班
11月10日20時47分配信 医療介護CBニュース

 改正臓器移植法の全面施行を来年7月に控え、肺移植にかかわる「レシピエント選択基準」や「ドナー適応基準」について専門的観点から議論を行うため、厚生労働省は11月10日、「肺移植の基準等に関する作業班」(班長=久保惠嗣・信州大医学部内科学教授)の初会合を開いた。この中で、親族優先規定をレシピエント選択基準の中で最優先とする案が了承された。改正法の施行に向けた作業班はこれが4つ目で、臓器ごとの作業班では肝臓に続き2つ目。

 初会合では、親族への優先提供規定の施行に向けた肺移植にかかわるレシピエント選択基準とドナー適応基準の見直し案について、意見交換が行われた。

 肺移植にかかわる現行のレシピエント選択基準では、「適合条件」として、▽ABO式血液型▽肺の大きさ▽前感作抗体▽CMV抗体▽HLA型―の5条件が示されており、この中から、▽虚血許容時間(臓器摘出から血流再開までに許される時間)が8時間以内▽ABO式血液型の「一致」を「適合」に優先▽待機期間の長い患者を優先―などの順番で「優先順位」が決定される。
 この日の会合で事務局が示した新たな選択基準案では、虚血許容時間を「適合条件」に含めることや「優先すべき親族」を「優先順位」の第一条件にすることなどが示された。これに対し班員からは、ABO式血液型が「一致」ではなく「適合」の場合に親族を優先するのは問題と疑問の声が上がったが、「適合」の場合に大きな問題になったケースはないとの意見が出され、事務局案が了承された。
 また、肝臓など一部の臓器では、レシピエントの状態などで点数付けを行った上で「優先順位」を決定することを踏まえ、班員から疾患などの項目で点数付けすべきといった声が上がり、今後作業班で議論を継続することになった。

 このほか、現行のドナー適応基準には、▽全身性の活動性感染症▽HIV抗体、HTLV-1抗体、HBs抗原、HCV抗体などが陽性▽クロイツフェルト・ヤコブ病やその疑い▽悪性腫瘍―でないことが示されているほか、▽臨床的に肺疾患が存在する場合には、移植の適応を慎重に検討する▽70歳以下が望ましい―などが盛り込まれている。この日の意見交換では、ドナーの下限年齢は設けないことになったが、小児から肺を摘出する場合、移植に適しているかを判断するための大きさの評価を適応基準に盛り込むべきかについては、今後資料を集めた上で議論を続けることになった。

 次回の会合は年明け以降になる見通しで、引き続きレシピエント選択基準やドナー適応基準について議論を進める予定だ。
 

中村暁美著「長期脳死 娘、有里と生きた1年9カ月」が出版

 投稿者:もりけん  投稿日:2009年11月10日(火)01時46分16秒
   昨年6月3日に衆議院厚生労働委員会・臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会で参考人意見を述べた中村暁美さんが、11月6日に岩波書店から「長期脳死 娘、有里と生きた1年9カ月」を出版されました。

■体裁=四六判・並製・140頁
■定価=1,785円
■ISBN978-4-00-023857-1 C0036

 岩波書店ホームページ内の紹介はhttp://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0238570/top.html
 

「臓器移植法を問い直す市民ネットワーク」公式サイトが本格的に始動

 投稿者:どとうとしや  投稿日:2009年11月 8日(日)22時46分9秒
  「臓器移植法を問い直す市民ネットワーク」公式サイトが本格的に始動しました。
公式サイト立ち上げについて、関係者の方々に、お礼申し上げます。
http://pub.ne.jp/abdnet/

これからが、脳死移植反対運動のヤマかと思います。
11月12日の予定で、長妻昭厚生労働大臣に申し入れがあるとのことです。

これからのご活躍、ご期待申し上げます。
 

移植と「土下座」

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月 6日(金)01時26分3秒
  2ちゃんねるの投稿を読んでいると、映画の「僕の初恋をキミに捧ぐ」では、
心臓移植待機患者の恋人が、脳死患者の家族に、臓器提供に同意してくれるように頼みに行って土下座するようですが、
原作の漫画の「僕の初恋をキミに捧ぐ」には、土下座の場面はありません。

一方、漫画「新ブラックジャックによろしく」には、医師が、脳死患者の家族に、腎臓提供に同意してくれるように頼んで、土下座をする場面があります。

ある病院の腎臓病患者のために、
同じ病院の救急センターに入院して脳死になった青年の家族に、頼むのです。

初めは倫理的に問題があると思い、非常に強い抵抗感があったのですが、
一度、やってしまうと、ふっきれて、
それからは、救急センターで脳死患者が出るたびに、家族に土下座して頼み、
その病院は、腎臓移植の実績を積み重ねていきます。

この漫画は、たいへん、複雑重厚に移植の問題を取り上げており、実に迫力があります。

「ブラックジャックによろしく」は、これまでにも、新生児集中治療室で治療を受けている、障害のある赤ちゃんに、手術を受けさせるかどうか迷う両親の問題や、精神医療の問題などを取り上げて、そのたびに、反響も大きく、しかも、漫画としておもしろく、ぐいぐいと読者を引っ張って行きます。テレビで放映されたときにも、新生児集中治療室の赤ちゃんの回では、非常に反響が大きくて、2回で終わるはずの話が3回に延長されたほどでした。

一方の「僕の初恋をキミに捧ぐ」ですが、テーマはあくまでも恋愛であって、医療漫画ではありません。
しかし、それがかえってよかったのかもしれません。
毎日、いくつものブログが、映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」の感想を書いています。
そして、脳死と臓器移植の問題について、なにがしかの思いや意見を書いています。
 

RE:根本的な問題

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月 6日(金)00時53分30秒
  >家族の話の重要視するとどうしたって、偏ってしまいます。例え国民の90%がそれでいいといっても、それに関わる色々な弊害をわかった上で言っているわけではないと思うので、アンケートなどは意味がないと個人的には思います。

親族優先提供の問題については、まさしく、そうだと思います。
パブリックコメントは、以前にも募集されたことがありますが、賛成が多数派でしたが、それこそ、
>それに関わる色々な弊害をわかった上で言っているわけではない
と思えました。
 

「僕の初恋をキミに捧ぐ」より

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月 6日(金)00時48分46秒
  「臓器移植ってさ ほんとうは誰に移植されるのか
教えてもらえないことになってるだろ?
どうしてその規則があるのか 今回のことでよくわかった
知っちゃいけないし…… 知らないほうがいい
……逞(たくま)だってさ 絶対そう思ってるよ
だってアイツ あれ以来 全然見舞いに来ないじゃん?」
(「僕の初恋をキミに捧ぐ」青木琴美著、小学館フラワーコミックス、2008年、第11巻、p.17)

今、臓器移植を取り上げた漫画を二冊、読んでいます。

一冊は、上記の「僕の初恋をキミに捧ぐ」で、心臓移植を取り上げています。

もう一冊は、「新ブラックジャックによろしく」で、腎臓移植を取り上げています。脳死についても触れていますが、生体移植について、鋭く切り込んでいます。

どちらも、移植医療の問題とは、人間関係の問題なのだと感じます。

テレビでは、きのうの夜10時からNHKで放送された、ヒューマンドキュメンタリーで、心臓移植の待機患者3人を取り上げた番組を見ました。

人工心臓で生きている、60歳代の男性。
(移植待機患者として登録したのは、60歳になる一週間前)

もうひとり、20歳代の男性。
彼も、以前、人工心臓を付けていましたが、人工心臓は、血栓ができやすく、そのために、脳梗塞が起こってしまいました。半身不随になったのですが、リハビリテーションでほとんど回復しました。でも、左手は麻痺したままです。その後、彼は、人工心臓をはずしました。でも、待機期間が長引き、また、人工心臓を付けなければならなくなるかもしれない……

60歳代の男性も、やはり、人工心臓に血栓ができて、脳梗塞になりました。幸い、処置が早かったので、助かりましたが、軽い麻痺が残りました。

人工心臓を付けていると、20歳代でも、脳梗塞になってしまうとは……

脳梗塞の症状を見て、私は、母のことを思い出さずにはいられませんでした。

母が最初に脳梗塞の発作を起こしたときには、まだ、70歳代のはじめでした。左半身不随になったけど、リハビリテーションを続けるうちに、幸いにして、ほとんど回復し、日常生活が普通に送れるようになりました。

けれども、それから数年後、二回目の脳梗塞の発作を起こした後は、重い麻痺が残り、右手が動くだけです。それも、自由に動く、とは、言えません。言葉も、自由にしゃべることができる、とは、言いにくい。しゃべるけど、なかなか、しゃべらない。リハビリテーションのときに、「痛い」というのが、一番元気な声が出ます。でも、それしか、言葉が言えないわけじゃない。何かのおりに、「だいじょうぶ? だいじょうぶ?」なんて私が、心配してきくと、「だいじょうぶや。まだまだ死なへん」などと、ちゃんと、しゃべってくれます。

しゃべることがあまりできない。だから、口から物を食べることも、飲み物を飲むことも、できない。

胃婁に頼っています。

テレビで、人工心臓を着けている患者さんと、胃婁を着けているうちの母とが、だぶって見えました。

口からものを食べられなくなったら、そんな人生、生きてる意味がないだろう。
そう思っていたが、実際にそんな人々を毎日介護していると、そんな人でも、
そこに生きているだけで、家族にとって励みになる人もいるのがわかった。

と、いうようなことを書いているブログを見つけて、
そうだ、そのとおりなんだ、
と、私は、思いました。

そう、コメントを付けようかと思ったけど、なんだか、恥ずかしくてできませんでした。

胃婁でしか、栄養分も水分もとることができない。
かわいそう……

でも、それでも、話をしていれば、うなずいてくれたり、首を振ったり、
ときには言葉もしゃべったりして、うちにいた元気な頃と同じように、
まあ、まったく同じとはいかないけれど、喜怒哀楽がある。

何度か、命が危なくなった後に、今の、落ち着いた状態がある。

こうなってみると、それなりの生活がある。

NHKの番組では、人工心臓を着けている60歳代の男性が、
隅田川の花火を夫婦で一緒に見て、
元気な頃は、こんなことはしたことがなかった。
今、こんなふうになってこそ、初めてできた。
と言っていました。

私も、母が入院して、初めて、病院の窓から、夏祭りの花火を見たけど、
うちにおった頃には、どないしても見ることができなかった特等席のいい見晴らしでした……
 

根本的な問題がおざなりに、、

 投稿者:TTT  投稿日:2009年11月 5日(木)23時53分46秒
  スイマセン、細かいことは良く判らないのですが、昨今の話で根本的なことがおざなりになっているようで気になります。
勿論、当事者の家族の話や、医者の話は重要ですが、問題は「倫理観の壁」と「法律の矛盾」をどうするかではないでしょうか?
怖いのは一度越えた硬い壁は、次の壁が硬くなる前に、なし崩しに倒されていきそうなきがしてなりません。脳死=心が無い=死と判断されてしまえば、動けず、しゃべれず、脳死者と殆ど変わらない生活をしている高齢者は死んでいるか?とか、脳死と判断できなかったけれども、どうみても植物人間の場合との区別が殆ど無いこととか、変な議論がしょうらいはじまってしまうのではないでしょうか?
「脳死が死ならこれは死じゃないのか?」といろいろ問題になりそうです。
それに、もし誰かが事故を起こし、相手を脳死にした場合などは、どういった罪になるとか、きまっているのでしょうか?過失傷害?過失傷害致死?脳死と判断され移植が決まっている人を刺し殺したりした場合は?殺人?死体損壊?いろいろな問題が山ほど出るほど、この法律は無理があるみたいですね。
家族の話の重要視するとどうしたって、偏ってしまいます。例え国民の90%がそれでいいといっても、それに関わる色々な弊害をわかった上で言っているわけではないと思うので、アンケートなどは意味がないと個人的には思います。
 

循環器学会が親族優先提供に慎重論

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月 5日(木)20時17分43秒
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091105-00000009-cbn-soci

親族優先提供、心臓は除外を―循環器学会が要望書
11月5日18時59分配信 医療介護CBニュース

 日本循環器学会(理事長=小川聡・国際医療福祉大三田病院長)はこのほど、来年1月に施行される改正臓器移植法の「親族への優先提供」規定について、心臓移植を同規定の対象から除外するよう求める要望書を厚生労働省の「厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会」の永井良三委員長(東大大学院医学系研究科教授)にあてて提出した。

 要望書では、心臓は生体移植が不可能で、心臓の提供はドナーの死亡を前提にしていると指摘。親族への優先提供規定が施行された場合、自殺や自殺関与、同意殺人などを招く恐れがあると懸念している。

 今年7月に公布された改正臓器移植法では、ドナーが書面で意思表示している場合、親族に対して臓器を優先的に提供できるとの規定が盛り込まれており、来年1月17日に施行される。
 法施行に向け、臓器移植委員会が親族の範囲や具体的な意思表示の方法などを検討している。心臓移植についても今後、同委員会の作業班の会合が開かれ、レシピエントやドナーの基準などについて議論が進められる見通し。
 

11月3日付 毎日新聞のトップ記事の不備=情報操作の結果?

 投稿者:もりけん  投稿日:2009年11月 3日(火)17時57分33秒
   インターネットで本日の毎日新聞記事「ドナーは増えるか:改正臓器移植法の課題/1(その1)」http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091103ddm001040009000c.html を読むことができますが、新聞の現物を読んで驚いたことに、1面のトップに掲載されています。私が驚いたのは、先行して取材した読売新聞記者の情報を生かしていないこと、そして「なぜ?」という新聞記事に求められる基本的な項目が書かれていないことです。


ドナーファミリー河原克彦氏の個別事情について、記者は「なぜ?」と問わなかったのか?
 この記事は、1997年の「心停止」ドナーファミリーの河原克彦氏への取材記事から始まっています。河原氏にとって13回忌を迎えてなお、迷いが続くことは記載しているものの、なぜ迷いが続くのかについて書いていない。
 なぜ迷いが続くのか?個別のドナーファミリーの心情を取材しないで、単に表面的に「迷っているドナーファミリーがいる」と紹介してもいいのか?


ドナー家族の心情は多様
 日本臓器移植ネットワークによる「心停止後腎臓提供のドナー家族の思いの分析」
(要旨はhttp://www6.plala.or.jp/brainx/2004-9.htm#20040910B )は、145家族への郵送アンケート調査で返送したのは91家族。約8割が提供してよかったと思っている。
 私は、アンケートに回答しなかったドナー家族に、臓器提供を後悔している人々が多いことも想定しなければと思いますが、回答者の範囲では「心停止後」臓器提供について後悔している家族は少数派になる。
 では、どうして河原克彦氏は迷うのか、その個別の理由を聞いて記事に書かないと、この毎日新聞の記事は「少数派の心情を針小棒大に書いた」と日本臓器移植ネットワークからも反論が出るでしょう。

 一方、法的脳死臓器提供例では、後悔しているドナー家族の多いことが推測できます。7月16日付の週刊文春に、柳田邦男氏の“緊急提言「臓器移植法改正」を問う”が載っていますが、ドナー家族の心情把握等作業班が25家族に手紙を出して面接協力を依頼したところ、応じたのは9家族。面接に応じなかった16家族のうち10家族は「臓器提供に満足しており、過去のことと思っている」人も、「思い出したくない」「話したくない」という人もいる。4家族は無回答、2家族は、臓器移植ネットワークからの連絡そのものを強く断った。面接に応じた9家族は、臓器提供を誇りに思う家族がいる一方で、PTSDになった人もおり多様です。



ドナー家族の心情は、臓器提供だけでなく、個別の全体の事情が反映される
 なぜ、「心停止」臓器提供と法的脳死臓器提供例では、ドナー家族の心情が大きく異なるのか?私の憶測ですが、法的脳死臓器提供では自殺ドナーが多いからではないかと思っています(生前意志表示方式の負の側面?)。臓器摘出時に麻酔が必要なことhttp://www6.plala.or.jp/brainx/anesthesia.htm も、生体解剖と認識をさせるでしょう。
 いずれにしてもドナー家族の心情は、単純に臓器提供行為だけによって、後悔するか、満足するかに分かれるのではなくて、家族とドナーとのかかわり、家族の歴史から、そしてドナーが重症脳不全になり臓器提供を終えた後までの経過の全体によって、それぞれの心情が生成されるでしょう。



河原克彦氏は「臓器提供に同意後の処置」に疑念を持っている
 「心停止」ドナー家族の河原克彦氏については、読売新聞の山田博文氏が「黄色い羽根」ひろがれ―移植希望者たちの挑戦(健友館・2003年)に書いているとおり、臓器提供に同意した後の処置に疑念を持っていることが、迷いが続く最大の理由ではないでしょうか?
読売新聞の山田氏の文章の該当部分はhttp://www6.plala.or.jp/brainx/pediatric_harvest.htm#1998

 これも推測ですが、毎日新聞の取材記者は、このことも聞いている。しかし、記事にしなかった。「なぜ?」を欠落させた無理な記事作りが、異様な1面トップ記事を生んだのではないか?

以上
 

サイエンスカフェ

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月 3日(火)09時03分21秒
  「サイエンスカフェ」というものがあり、そこで、去る10月18日に、脳死がとりあげられたそうです。

科学ひろば
http://scienceagora.seesaa.net/archives/200910-1.html
「脳死カフェ」
 

映画の感想スレより

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月 3日(火)01時28分8秒
  >「兄ちゃんは生きてる。確かにドナーカード持ってたけど兄ちゃん自身こんな若いうちにこんなことになるなんて思ってなかったはずだよ」

そうだね……ほんとうに……!!
 

2chより映画の感想

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月 3日(火)01時24分49秒
  2ちゃんねるの映画板より、映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」の感想を拾ってきました。

僕の初恋をキミに捧ぐ Part10
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1256523772/

373 :名無シネマ@上映中:2009/11/01(日) 22:58:51 ID:WbzuOLpa
よく覚えてないけど
原作は昂の母親が逞に直接心臓提供すると言ってたような


374 :名無シネマ@上映中:2009/11/01(日) 23:13:29 ID:ifZKFng7
原作では昂の弟である律が「兄ちゃんは生きてる。確かにドナーカード持ってたけど兄ちゃん自身こんな若いうちにこんなことになるなんて思ってなかったはずだよ」
みたいなことを母親に言うんだよね。
律は逞の親友でもあるしあそこら辺の場面はつらい。


375 :名無シネマ@上映中:2009/11/01(日) 23:21:35 ID:WbzuOLpa
>>374
昂の母親はなんで逞を指名したんだっけ?
すでに顔見知りだったのか細かい事の記憶が抜け落ちてる


376 :名無シネマ@上映中:2009/11/01(日) 23:27:26 ID:WMd0+huu
今日観てきた。
席いっぱいで一番前の端っこしか空いてなくてそこでみたんだけど
角度のせいか岡田まさきがウエンツに見えたり
原田夏希がハリセンボンの人に見えたりした。

セカチューとか恋空みたいって言われてるけどどっちも見てないから純粋に感動したよ。
繭が土下座してお願いするシーンが一番やばかった。

あと昂さまとタクマ絡みがもう少しあったほうが感情移入できたよね。
死ぬのが突然すぎた。


380 :名無シネマ@上映中:2009/11/01(日) 23:54:02 ID:ifZKFng7
>>375
昂母が逞を指名って何?


382 :名無シネマ@上映中:2009/11/02(月) 00:20:54 ID:UnuuiaXD
>>380
昂の心臓提供をするって逞に直接言わなかった?


386 :名無シネマ@上映中:2009/11/02(月) 01:52:43 ID:LMjg2akI
>>382
指名したというか昂がドナーカードに“心臓”の欄だけに○付けてて
それを昂母が「きっと逞くんのためよ」ってその場でドナーカードに同意のサインして逞に差し出すんだよ。
昂は心臓病で死んだ父のせいで母が苦労してるのを見てたから父を恨んでたんだけど
逞と出会ってからは毎朝父の仏壇に手を合わせるようになって、それが嬉しかったと昂母が涙ながらに話すんだよね。
ちなみに提供する相手に逞が選ばれるけどそれは昂母が希望したからじゃなくてたまたま血液型とかの条件が合ったのが逞だったから。
 

2ちゃんねるより

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月 3日(火)00時45分20秒
  2ちゃんねるに、なかなかおもしろい投稿がありました。

ニュース速報+@2ch掲示板(対馬)
http://tsushima.2ch.net/newsplus/
【臓器移植】2月から脳死移植「ゼロ」…法改正で慎重に?
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1257084461/l50

23 :名無しさん@十周年:2009/11/02(月) 00:48:53 ID:lze+gHWU0
うちの心外のは移植推進派.
管に繋がれた心臓移植待機者を「鎖に繋がれた犬」と例え,なんとかしてやりたいと願ってはいる.

しかしその一方,○授自身の子供にはドナーカードを持たせないというのが現実.


24 :名無しさん@十周年:2009/11/02(月) 00:56:55 ID:wXEcC/f80
>>23
心外の連中は 脳死=人の死 、移植推進 だろ。
(一応、表向きには。  でないと村八分だからな。)

というか、  他人の脳死 = 人の死 と正直に言え>心外
--------------------------------

「心外」とは心臓外科のことでしょう。

>他人の脳死 = 人の死

うん、そうだね。

それと、以下のように思う人も多いと思います。

この私の脳死 = 死

この私のたいせつな誰かの脳死 ≠ 死
 

パブリックコメント募集のニュース

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月 3日(火)00時15分2秒
  http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25031.html

優先提供の「親族」の範囲などパブコメ募集へ―改正臓器移植法

 来年1月に迫っている改正臓器移植法の「親族への優先提供」規定の施行に向け、厚生労働省は11月2日、「厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会」(委員長=永井良三・東大大学院医学系研究科教授)の法公布後2回目となる会合を開いた。会合では、作業班からの報告を基に、親族に臓器を優先提供する場合の意思の表示方法などについて意見交換が行われた。厚労省はこの日の検討を踏まえたガイドライン案について、11月中旬から約1か月間パブリックコメントを募集する。

 この日の会合では、事務局が「臓器提供に係る意思表示・小児からの臓器提供等に関する作業班」での3回にわたる審議で検討された内容として、▽親族の範囲▽意思表示の内容▽意思表示の方法▽親族の確認方法―の4点について報告し、意見交換が行われた。

 同作業班で「1人1枚を所持する運転免許証などに記載するのが望ましい」などの見解が出された意思表示の方法について、日本移植者協議会理事長の大久保通方委員は、運転免許証や保険証などに親族への優先提供の記載欄を設けるべきではないと主張。また、東邦大医学部腎臓学教室教授の相川厚委員は、免許証に親族への優先提供欄を設けた場合などに、「『親族』が(レシピエント)登録をしていなくても、病気になっていなくても、おそらく丸を書く人は非常に多い。それは現場を混乱させる原因になる」との懸念を示した。さらに、公立学校共済組合近畿中央病院長の白倉良太委員は、親族への優先提供を希望する意思と共に、優先提供の対象になるレシピエントなどを臓器提供意思登録システム上に登録することを提案した。

 また、同作業班の見解では「親族提供の意思は、単に『親族』と表示することとすべき」とされた意思表示の内容について、「なぜ(特定の親族の)名前を書いてはいけないのか分からない」などと疑問を呈する意見が出されたほか、前回の委員会で「親子と配偶者」に限定するとされた「親族」の範囲については、祖父母や孫、兄弟姉妹などを含む「血族2親等以内」にすべきとの声も上がった。

 次回の会合はパブコメ募集後の年末にも開かれ、ガイドライン策定に向けた議論を進める予定。

更新:2009/11/02 21:39   キャリアブレイン
 

心臓移植と「初恋」

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月 2日(月)20時34分32秒
  「僕の初恋をキミに捧ぐ」という映画が、ヒットしているそうです。
この映画の原作は漫画で、心臓移植、および、移植によらない心臓の治療が、
重要なテーマとなっているようです。

映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」公式ページ
http://bokukimi-movie.jp/index.html

漫画「僕の初恋をキミに捧ぐ」のウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%83%95%E3%81%AE%E5%88%9D%E6%81%8B%E3%82%92%E3%82%AD%E3%83%9F%E3%81%AB%E6%8D%A7%E3%81%90

垣野内 逞(かきのうち たくま)
声:石田彰 / 野島裕史
9月13日生まれ、おとめ座のA型。身長は181cm、体重は65kg。家族は両親とコーギー4匹(ももこ・りんご・梨之助・柿之助)。ブリーダーをしている。病気をしていても明るく、頭も運動神経もいい。繭のために心臓移植を決意するが、ドナーが昂だということにショックを受け、移植をやめる。小さい頃から一緒にいられなかった母親に親孝行がしたいと思っている。母親のために学校を辞めることを決意したが、父親の反対によってそのまま在学することになった。
心臓病で激しい運動はできないため、書道部・調理部・文芸部・放送部ほか、あらゆる文化部に所属する。弓道部にも所属。

種田 繭(たねだ まゆ)
声:折笠富美子 / 井上麻里奈
1月11日生まれ、やぎ座のB型。身長は168cm、体重は46kg。家族は両親のみで一人っ子。美人で気が強く、頭も運動神経もいい。馬鹿真面目で、傍若無人ではあるが、前向きで他人思い。父親は有数の心臓外科医で逞の主治医。逞のことが好き。しかし、逞の母親に大嫌いと言われてしまう。心臓移植以外で逞を生きさせることができないかと方法を探し、世界中の心臓病患者を助けることを決意。弓道部所属だが、掛け持ちで女子テニス部にも所属。

鈴谷 昂(すずや こう)
声:関智一 / -
5月5日生まれ、おうし座のO型。身長は177cm、体重は69kg。家族は母と弟・律。
中学寮長で生徒会長。テニス部所属。
繭を好きになるが、諦める。大学生になってからは五十嵐という女子大生と付き合いだす。
誕生日に繭とドライブに出掛けた時の交通事故が原因で、脳出血から脳死状態に。生前、ドナーカードで心臓提供を希望していたため、母親の了承の元、心臓は逞へと移植される予定だったが、母親が心臓の提供を拒否し、心臓移植は中止となった。
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映画を見た人の感想

http://ameblo.jp/nackyman/entry-10378422248.html

主人公は心臓病で亡くなるんやけど、ドナーが現れて助かるチャンスが来るんよね。



でもそのドナーが、交通事故で脳死と判定された同級生。



主人公はドナーが同級生と気付いて移植は受けないって言うんやけど・・・
主人公が発作で危篤に。

彼女としては生きて欲しいからドナーの家族に心臓を提供してって頼みに行くんよなぁ〜。



ドナーの家族は最初は提供するって言うてたんよな。
でも脳死でも涙を流したり、わずかに手を動かしたりした我が子の姿を見て、やっぱり提供出来ないって言うんよなぁ。



彼女の気持ちもわかるし、ドナーの家族の気持ちもわかる・・・・・。



難しいなぁ・・・・・。
--------------------------------

これまで、心臓移植をとりあげた小説や映画では、
なんとかして移植を受けさせてあげたい、
というものや、ドナーの家族がレシピエントをさがして、
ドナーの命のあかしを見つける、というようなものが多かったと思いますが、
この漫画は、脳死患者を目の前にした家族の心情に丁寧に迫っているのかもしれません。

読んでみたいと思います。
 

自己弁護?

 投稿者:白夜  投稿日:2009年11月 2日(月)19時40分36秒
  清水理事のサイトからの引用です。

この巻頭言に対して、大阪府立大の森岡正博先生が開設されているLIFESTUDIES.ORG/JPというサイトにある「脳死臓器移植」専用掲示板に、「現実認識に欠ける日本移植・再生医療看護学会理事・編集委員の文章」と題して、ある読者の方の「この巻頭言は現実離れしている」という感想が掲載されていました。

 私は学会誌の巻頭言というものは、学会誌の中身に対する引き立て役(刺身のツマ)みたいなものだと思います。科学的根拠を詳細に示しながら、論を展開する場所でもないし、文章量にも限りがあるので、本来、本格的な議論の対象とすべきようなものではないと考えています。
 ただ、この文章の中で「反対意見や疑念も含めた形で幅広く議論される日本流の移植文化を育み、定着させてゆかないとならないだろう。」と書いてしまいましたので、理解されていない点や疑念には可能な限り答えておくべきではないかと思いましたし、そのためにこのブログを活用することも可能でしたので、先方の掲示板ではなく自分のサイトに、提示された疑問点に即した形で補足説明と感想に対する感想を述べようと思います。

 まず一つ目の話題は、臓器摘出は草創期から「脳死」前提だったというものですが、1969年に発表された症例や、1978年に報告された症例などを示しながら、

    臓器移植にかかわる看護関係学会の理事であれば、昔から「脳死」臓器摘出の実態に認識があって当然と思うのだが、今回の巻頭言、編集後記には?

 と書いておられます。編集後記を書いているのは別の方なので、そちらはおいておきますが、私は生まれる前や幼稚園児の頃にどのような臓器提供が行われていたのかを見ていたわけではないので、よくわかりません。
 また生体移植に関わる問題にかかわってきたので、脳死判定の問題にとても詳しいとは思っていませんので、不勉強だと言われればその通りでもっと勉強しなければいけないと思います。ただし、少なくとも私が勉強してきた中では、移植医療の世界で、こうした摘出が素晴らしい方法だと称賛されているとは全く思いません。
 今の基準からみれば、適切な方法ではないのだろうと思いますし、こうしたことを避けるためにも法律が制定されたのだと理解しています。今回の臓器移植法改定において「脳死は人の死」とする内容もありましたが、臨床で提供者にかかわる看護職にとっては、脳死判定の方法が変更されたわけではなく、今回の改定との絡みでは、会員向けの文書としてそれほど意識しなくともよい問題ではないかと考えていました。
 念のために申し添えますが、本学会の理事は会員の選挙によって選出される評議員の中から選出されるのですが、その際には「脳死臓器摘出の実態に認識があること」とか、「それを巻頭言に書かなければならない」などという条件があるわけでもありません。

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ここでの指摘を受けての発言は、学会代表として巻頭緒言を書いたとしては、無責任さを感じます。
 

小児脳死臓器移植のニュース

 投稿者:てるてる  投稿日:2009年11月 2日(月)15時36分44秒
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091102-00000008-mai-soci

<小児の臓器提供>「対応できる」4割のみ 医療機関を調査
11月2日2時30分配信 毎日新聞

 臓器移植法改正で2010年7月から可能になる15歳未満の小児の脳死臓器提供について、全国の臓器提供を行う医療機関のうち、「対応できる」と答えた施設が約4割しかないことが、毎日新聞のアンケートで分かった。法改正で「脳死臓器提供数が増えると思う」と回答した施設も45%にとどまり、多くの医療現場が課題を抱え、移植の拡大を困難とみている現実が浮き彫りになった。

 7月に改正臓器移植法が成立したのを受け、現制度の下、臓器提供を行う全国の医療機関378施設に調査用紙を郵送。9〜10月に196施設から回答があった(回答率51.9%)。

 小児の臓器提供への対応を尋ねると、「できる」が42%だった一方、「できない」「わからない」が計58%に達した。理由を複数回答で聞くと、「小児の脳死判定は難しい」が48%と最多。小児科の医師不足や、小児救急医療体制の未整備などを指摘する意見も多く、小児臓器提供の実施施設については厚生労働省などが検討している。

 親族が子供の提供に同意するかについては、「ほとんど同意しない」が全体の62%と最も多かった。脳死の原因となる虐待の有無を見抜けるかは、ほとんど、もしくは一部見抜けない、との答えが計68%に上った。

 また、今回の法改正に伴い、子供を含む全体で「脳死からの臓器提供数が増えると思う」施設は45%。「思わない」24%、「分からない」31%だった。

 思わない理由(複数回答)は「脳死での臓器提供への理解が低い」が67%で最多。「『脳死は人の死』と考えない人が多い」「臓器提供を拒否する家族が多い」「臓器提供にいたる手続きが煩雑」がいずれも52%で続いた。

 法改正で「脳死を人の死」と定義したことへの印象を聞いたところ、「医学的に妥当」が63%で最も多かったが、「割り切れなさを感じる」との回答も26%あった。【河内敏康】

 ◇改正臓器移植法

 日本の脳死臓器移植は、97年に施行された臓器移植法に基づき、これまでに計81例実施された。提供年齢を15歳以上に限り、書面による本人同意を必要としているため、海外に比べ提供数が極めて少ない。特に、子供は海外での移植を目指すしか方法がなかった。このため、改正法では本人同意がなくても家族同意だけで提供可能とし、提供の年齢制限をなくして小児からの提供を可能にした。

 ◇法施行前に早急な体制整備必要に

 小児の脳死判定の難しさや虐待の判別への不安、医師不足……。改正臓器移植法の施行を前に、多くの医療現場が重い課題に直面している実態が、毎日新聞の全国調査で浮かび上がった。

 法改正の大きな柱である15歳未満の小児からの脳死臓器提供に関しては、脳死判定への不安の声が上がった。小児は、臨床的脳死診断後も心臓が長期間動き続ける例があるなど、医学的に未解明の部分がある。厚生労働省研究班が小児の脳死判定基準を検討中だが、現場の不安を取り除く基準作りが求められる。

 また、家族が子供の臓器提供を決断するには、医療者側が家族に説明を尽くす努力や、家族へのケアが必要だが、いずれも体制は手薄だ。臓器提供を受け入れた家族の心情に社会が理解を示す土壌も育っているとは言い難い。虐待を見分ける自信があると答えた施設が2割にとどまるなど、現時点では虐待対策も不十分といえる。脳死臓器提供の増加が「負担になる」と答えた施設も7割に達した。脳死が発生する可能性の高い救急医療の現場は医師不足が深刻だ。

 改正法は、本格的な審議が約3カ月と短く、アンケートに答えた医療機関からも「国民を含めた議論ができたか疑問。拙速だった」などの声が上がった。

 アンケートから浮かんだ多くの課題を着実に解決しなければ、たとえ提供条件を緩和しても、簡単には移植医療は広がらないだろう。改正法の全面施行まであと8カ月余り。移植医療の大前提である「国民の信頼と理解」を得る努力と、早急な体制整備の必要性が改めて示されたといえる。【永山悦子、河内敏康】
 

いろいろ検討が始まっていますね

 投稿者:J Shimizu  投稿日:2009年11月 2日(月)14時45分0秒
  てるてるさんが投稿してくださっている通り、親族提供の問題やコーディネーターの増員について、小児の脳死判定を行う医療機関の問題などが新聞でも取り上げられていますね。
法改正を受けて堰を切ったように動き始めた感じですが、もう少しこまめに議論と改善が行われてほしいと思います。(何が改善なのかも難しいですね)

それから、もりけんさんが2009年10月18日(日)09時13分53秒に投稿された私の学会誌に掲載された巻頭言に対する感想については、私が書いていないことについて憶測で書かれている部分が多く、私が思ってもいないようなことを考えていたり、考えていても今回は書かなかったことまで何も考えていないことにされてしまっていて、指摘は興味深いと思いましたが、荒っぽい展開の文章なので残念に思いました。
日々、勉強しなければいけないと思っていまし、巻頭言ですので、記述が少なく物足りないという感想ならわかります。
「現実離れしている」と断じられるのは構わないのですが、自分の認識とあまりにかけ離れたことを書かれているので、何が現実離れしているのか、納得できるだけの説明もされていないと感じました。

拙文について、こちらの掲示板で議論するつもりもありませんので、私なりに補足説明と感想への感想を自分のサイトのブログに残しておきました。

http://www.j-shimizu.net/

 

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