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http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25031.html
優先提供の「親族」の範囲などパブコメ募集へ―改正臓器移植法
来年1月に迫っている改正臓器移植法の「親族への優先提供」規定の施行に向け、厚生労働省は11月2日、「厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会」(委員長=永井良三・東大大学院医学系研究科教授)の法公布後2回目となる会合を開いた。会合では、作業班からの報告を基に、親族に臓器を優先提供する場合の意思の表示方法などについて意見交換が行われた。厚労省はこの日の検討を踏まえたガイドライン案について、11月中旬から約1か月間パブリックコメントを募集する。
この日の会合では、事務局が「臓器提供に係る意思表示・小児からの臓器提供等に関する作業班」での3回にわたる審議で検討された内容として、▽親族の範囲▽意思表示の内容▽意思表示の方法▽親族の確認方法―の4点について報告し、意見交換が行われた。
同作業班で「1人1枚を所持する運転免許証などに記載するのが望ましい」などの見解が出された意思表示の方法について、日本移植者協議会理事長の大久保通方委員は、運転免許証や保険証などに親族への優先提供の記載欄を設けるべきではないと主張。また、東邦大医学部腎臓学教室教授の相川厚委員は、免許証に親族への優先提供欄を設けた場合などに、「『親族』が(レシピエント)登録をしていなくても、病気になっていなくても、おそらく丸を書く人は非常に多い。それは現場を混乱させる原因になる」との懸念を示した。さらに、公立学校共済組合近畿中央病院長の白倉良太委員は、親族への優先提供を希望する意思と共に、優先提供の対象になるレシピエントなどを臓器提供意思登録システム上に登録することを提案した。
また、同作業班の見解では「親族提供の意思は、単に『親族』と表示することとすべき」とされた意思表示の内容について、「なぜ(特定の親族の)名前を書いてはいけないのか分からない」などと疑問を呈する意見が出されたほか、前回の委員会で「親子と配偶者」に限定するとされた「親族」の範囲については、祖父母や孫、兄弟姉妹などを含む「血族2親等以内」にすべきとの声も上がった。
次回の会合はパブコメ募集後の年末にも開かれ、ガイドライン策定に向けた議論を進める予定。
更新:2009/11/02 21:39 キャリアブレイン
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